ベートーヴェン 弦楽四重奏曲の名盤
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[クラシックFAN お勧め度 ★★★★]
最近は、久しぶりにベートーヴェンの弦楽四重奏曲などを聴いてみたい雰囲気になりました。
鋭く、厳しい演奏もたまにはよいですが、夜な夜な本でも読みながらベートーヴェンでも聴いて 疲れをとりたいというときには、もう少し穏やかで、なおかつ深みを感じさせてくれる 演奏を求めます。
そういうときにはこのアマデウス弦楽四重奏団による全集をよく手に取ります。 ベートーヴェンの弦楽四重奏はしばしば前期、中期、後期に分類されますが、 前期の穏やかで心地よい曲群、中期の勢いのあるラズモフスキー、後期の 深み、これらいずれをもアマデウスQの演奏は満喫させてくれます。
しかも、録音の温かみも含め、全体的に太く明朗な歌を感じられる ところもうれしいところです。
全集の形で手元にもっていてうれしくなるCDです。
評論家がこぞって推薦 アルバンベルクQ(旧盤)
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[クラシックFAN お勧め度 ★★★☆]
評論家がこぞって推薦するこのアルバンベルクの全集も、どうも巷間、とくにネットでの評判は 芳しくありません。どういうわけでしょうか。
あまりにも異口同音に賛美されすぎた反動ともいえるかも知れませんが、それ以上に EMIの録音上の問題の影響が大きいようにも思えます。 クレンペラーのベートーヴェンなどにも見られるような金属的で線の細い、若干キンキンとした EMIの音質がずいぶんとこの演奏の正当な評価を妨げているように感じます。
それに加えるなら、アルバンベルクの演奏があまりにもまとまり過ぎていると 感じる人もいるかも知れません。バルトークの弦楽四重奏曲全集でもそうでしたが、 アルバンベルクは音楽を狭いレンジの中に凝縮させ、音楽をまとまったものとして 提示しすぎているんじゃないか、という感じも受けます。
とはいえ、これは彼らの演奏の長所でもあります。安定した技巧をもとに、まとまった 安定感のある音楽を聴かせてくれますから、ベートーヴェンのこの弦楽四重奏曲を 誤解なく受け取ることができますし、耳障りよく聴くこともできます。
変な癖がないために繰り返し聴いても飽きが来にくい演奏ともいえると思います。 また、ただただ巧いだけでなく、しっかりとウィーンの伝統的な味わいを 感じさせてくれることも付記しておきたいところです。
EMIが非常に安価に提供してくれることを感謝したい全集だと思います。
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