レスピーギの名盤

Respighi: Feste romane, Pini di Roma / Maazel, Cleveland Orchestra
Ottorino Respighi Nikolay Andreyevich Rimsky-Korsakov Lorin Maazel Cleveland Orchestra


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[クラシックFAN お勧め度 ★★★★]

この演奏は、レスピーギのローマ三部作の録音を数多聞き比べてきた通をもうならせる、マゼール会心の演奏だと思います。

指揮者を中心とした音楽の表現力、オケの技量、DECCAの録音、いずれにおいても満点に近い点数 をつけざるを得ません。すばらしい演奏というのは、第1曲の最初の数小節を聴いただけでもその尋常 ならざるオーラを聴き手に感じさせるものですが、まさにこのCDはこれに当てはまります。

マゼールには、大雑把に分けて3種類の顔があると思います。

1つは、若き日の録音群でみられるような才気 溢れる躍動の音楽の顔、、1つは、音楽の確固たる造形を作り上げつつ、控えめながら もマゼールらしい個性を加味する顔、最後の1つは、数学者らしく複雑なスコアも整然と描き分けるものの、 それに終始してしまう顔です。

今回のレスピーギをこれに当てはめるなら、1つめと2つめの中間といえると思います。

この色彩感溢れるレスピーギのスコアを完全に提示しきった上に、かなり大胆な躍動を 音楽に与えています。マゼールにしかできないのでは、と思うほどの生命力を感じます。

しかも、スコアは正確に読み解かれていますし、クリーヴランド管はセルの全盛期の時を超えるのでは、 と思うほどの驚異的な技術をみせていますから、聴き手に与える説得力も抜群のものがあります。

このディスクでは24ビットのリマスタリングが施されていますが、これがまた素晴らしい。 これほどの優秀録音は年に1度めぐり合うか否かという水準でしょう。

ちなみに、マゼールはレスピーギの「ローマの松」「ローマの祭」などを正規に二度録音していますが、 これは1度目の録音に当たります(二度目はピッツバーグ響)。

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今私は小澤征爾指揮の第九に填まっています。バッハ・コレギウム・ジャパンの鈴木雅明さんのハレルヤも良いですよ!!

投稿者yotsumoto:2005年04月05日 02:00

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